いろんなアナログ物を電子化したい病については、前の記事で書いたとおり。
今回は「電話の時のメモ帳」を電子化してみた。「してみた。」というか、そういう製品が合ったので使ってみた。が正しいかも。
今回レビューするのは、KINGJIMから2010年8月に発売された、卓上メモ「マメモ」TM-1。
ちなみに今、仕事で使っている電話用のメモはこんなやつ。
電話しながら用件をメモする。電話が終わると、その情報はGoogleカレンダーやメールなりに流れていく。役目の終わったメモはゴミ箱へ。という使い方。ほとんどのケースで、その日のうちにメモは捨てられる。
特段、電子化する必要も無さそうに思えるが、それは置いといて、使ってみた。
2013年5月、3,680円で購入。デスクワークで1週間ほど使用。
一点特化のシンプル機能
「卓上メモ」と謳っているとおり、机上でメモを取る事のみに想定されたデバイス。持ち運ぶ事やデータを出力する事は全く考慮されていない。だけど、実際に上に書いたような今までの紙のメモと同等の使い方をしてみても全く不自由を感じさせる事はなかった。素晴らしい。
特にいいな。と思ったのはこんな感じ。
・専用のペンが取り出しやすい。
・画面タップで電源ONなので片手でさっと使える。
・適度な重さと高さと傾きが絶妙で書きやすい。
卓上での使用に特化されているので、紙以上の使いやすさを感じた。
更にデジタルというところでは、
・ゴミが出ない。
・個人情報が完全に削除される。
・メモをなくさない。
という恩恵も受けているのではなかろうか。
電話って突然なので、電話受けながらアタフタとメモやペンを探したりするんだよね。こういうことも無くなる。
これで十分
個人的には、以上の機能で十分満足。シンプルイズベスト。
マメモには、メモに日時を設定すると、その時間にアラームが鳴る機能があるけど、使っていない。そういう用件は、メモの後、GooleカレンダーかGoogleタスクに入れているからね。
あえて要望をあげるなら
・ペンを抜いたらON、挿したらOFF。になると更に使いやすい。・液晶の画面反射を抑えて欲しい。
・見た目チープなので、もう少し高級感があると良い。
というところだろうか。
まとめ
こういう一点特化のガジェットは、総じて成功していると思う。逆に言うと失敗しにくいのかな。使われるシーンが限定されているので、製品と使用者の間でブレが少ない。上に挙げたような、デジタルの恩恵に共感できる人に特にお勧めできる。
いろんな機能をあれこれ詰め込んだガジェットが好きではないので、とても好感が持てる。特にKINGJIMは一点特化の電子文具が多いので好きだ。
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